自分の夢をマインドマップ化した夢マップの作成をすすめるページです。
目次
夢マップ
解説
「ドリームマップ」や「宝地図」と呼ばれるものがありますが、趣旨はほとんど同じです。
心の中にある本質を見つけて整理し、夢をビジュアル化することで夢実現に向けてイメージを作り出し、人生を豊かにするためのツールです。
やりたいことが見つからない、思いつかない。小さい夢、些細な夢だから叶わなくても良い。どうせ叶わないと思うこともあるかもしれませんが、何も生まれないということは絶対にありません。
うまくやりたいことや夢を表現できないからこそのツールとも言えます。そこで有効なのがマインドマップです。
マインドマップでカテゴリ別に分けることで、頭の整理がよりしやすくなります。
リッチなディナーで贅沢したいとか、子供と一緒に砂場で川を作って泥遊びしたい等、
ちょっとした本当に小さな夢でも良いので、アウトプットすることで自分の志向が見えてきます。
手順
いきなりマインドマップを作成するとなると敷居が高いと思います。
以下の手順を踏むと、スムーズに作成することができます。
- 夢リストをつくる
- カテゴリ別に分ける
- 夢マップに落とし込む
夢リストをつくる
まずは夢をとにかくリストアップすることに専念するとよいでしょう。
ノートでも付箋でも良いので、「○○したい」ということをどんどん挙げます。
100個くらいを目処にとにかく挙げていくと良いでしょう。
書くときには、以下のようなポイントがあります。
- ポジティブな表現をする
- 具体的に書く
- 制限をつけない
ポジティブな表現をする
ネガティブなフレーズは使わずに、ポジティブな表現をしましょう。
例えば、「健康でいる」という内容のことに対して、「病気にかからない」という表現はNGです。
「お金持ちになる」に対して「貧乏にならない」もNGです。
言葉に反応して、物事は反応します。
反応して誰もが喜ぶフレーズを使いましょう。
具体的に書く
曖昧な言葉やざっくりした表現ではなく、具体的にイメージできる書き方をしましょう。
あとで時間を置いて見返したときに思い出せない可能性があります。
せっかく今ワクワクできてるイメージを、見返した時に呼び起こせないのは非常にもったいないものです。
よりリアリティのある表現ができるとよいでしょう。
制限をつけない
今持っているスキルや財産、交友関係などにとらわれることはありません。
現実離れしたものでも構いません。
今、こんな能力があるとしたら、誰でも誘えるとしたら、いくらでもお金を持っているとしたら、何がしたいでしょうか。
カテゴリ別に分ける
夢を挙げきったら、改めてカテゴリ別に仕分けをします。
このときのカテゴリはもちろん自由ですが、ある程度大きい括りで、バランスの良いジャンルを見つけると良いと思います。
以下はカテゴリ例です。
- 仕事
- 家族
- 教養
- 財産
- 健康
- 趣味
- マインド
夢を付箋でリストアップをした方は、模造紙かなにかの大きな紙にカテゴリ毎の枠を書いて、付箋を貼っていっても良いですね。
そして、ここでは重要なポイントがもうひとつあります。
それは、リストアップした夢を仕分けしながら見直すことです。
人によっては、書いた夢が本当の夢ではない場合があります。
例えば、「好きな芸能人が○○に成功する」というような他人の夢や、一般的に皆が望んでいるからという理由で、自分の感情からやや遠い夢を書く人がいます。そのようなものがリストアップされていたら、除外しましょう。
その夢が叶ったことをイメージしたときに、自分の成果、自分の感情としてワクワクするかどうか、一度噛み締めてみると良いでしょう。
夢マップに落とし込む
いよいよマインドマップの作成です。
マインドマップは手書きでも電子データでもどちらでも構いませんが、できるだけ絵を交えて、ビジュアルでイメージできることが望ましいです。
イラストを書くのが得意であれば手書きが向いていますし、手持ちの写真や画像をデータを添付するほうが効率がよければ電子が良いでしょう。
書き出してみると、枝葉のようにどんどん新しい夢が膨らんで止まらなくなることもあります。
遠慮なくどんどん書き足していってみましょう。
夢マップを描いていると、具体的な方法が思い浮かんできたり、人と共有することで協力することができるかもしれません。とにかくワクワクした気持ちで仕上げてみましょう。
公開しても良いという夢マップができましたら、
よければTwitterのハッシュタグ #夢マップやってみた を入れて投稿してみて下さい。
夢を共有して、更に夢を膨らませられると良いですね。
マインドマップの概要
マインドマップ(英: mind map, mindmap)とは、
トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。
この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされる。
人間の脳の「意味ネットワーク」と呼ばれる意味記憶の構造(アラン・M・コリンズ(英語版)、M・ロス・キリアン〈M. Ross Quillian〉ら)によく適合しているので理解や記憶がしやすいといわれている。しばしば「図解表現技法」や「ノート術」などと紹介されることがあるが、適切ではない。
ウィキペディアより
開発者のトニー・ブザンは、脳科学や心理学の知見から、マインドマップを通してメンタルリテラシーの重要性を提唱している。
メンタルリテラシーとは、簡単に言えば頭の使い方であり、学び方を学ぶ力や、学んだことを活用する力を指す。
マインドマップの例