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死ぬ時に後悔する10のことを海外と日本の違いから考察

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【比較】死ぬ時に後悔する10のこと

死ぬ時に後悔しないために大切な10のこと

ここでは死ぬ時に後悔する10のことについて、海外と日本の違いから考察していきたいと思います。
今何歳であっても、死ぬときに後悔することを知っておくのと知らないのでは、今後の身の振り方も変わってくるかと思います。
海外の項目が、後悔する意見の多い順になっていますので、海外を基準にし、日本の項目はそれに合わせて並び替えています。
こちらのこの内容は、こちらに含まれるとか単純に比較できない部分もありますが、10項目中7項目はほとんど共通する後悔でした。

改めて考察を加えつつ、海外と日本の反応を合わせつつ、今大切にすべきことという目線で以下にまとめます。

1.もっと自分のために尽くしてよい

海外では最も多かった後悔で、ほとんどの人が夢の半分も実現させられなかったと後悔するそうです。
これは自分になかったもの、自分が成せなかったことに対して得たかったというタイプの後悔です。
何も宇宙飛行士になりたかったとか偉大な画家になりたかったとか大きなことではありません。
あの時にもう少し勇気を出して声をかけていれば、何かちょっとでも違っていたかもしれないのにというような些細なことに対してかもしれません。それが誰かに遠慮したり、勇気が少し足りなかったという理由がほとんどだったようです。
ここには、結婚や出産、育児を経験できなかったことや子供の行く末を見届けられなかったことなども含まれます。自分の力ではどうにもならないこともあるでしょうが、自分でできることに尽力できたかがのちに後悔に繋がるようです。
少しの遠慮や少しの勇気、自分のあと少しの力を後悔しないために使って生きたいですね。

2.仕事に多くの時間を割かない

海外では2番目に多かった後悔だそうです。
お金やキャリアは安心感と誇りに繋がりますが、最終的には他者と比べることでしか価値がなかったと気付きます。それよりも家族や友人など関係を気付いた人と過ごし、どんなことを学んだか、愛したか、笑ったかなど思い出の方が最後には残ると言います。
多くの人(特に男性)は、自分の子供やパートナーともっと一緒に過ごすべきだったと後悔したそうです。
また、趣味を持つことも必要です。
死を目前にした状況では趣味も心の支えになると言います。
仕事に追われているとなかなか気づきにくい部分ではありますが、仕事以外の時間も貴重な時間だということに気付いて、充実した時間に変えられると良いですね。

3.自分の感情に素直に従う

人のために生きることを大事にしすぎて、何かに耐えたり妥協したり、自分の人生なのに自分の人生ではないような生き方をしてしまったという後悔が大きく感じるようです。
人の悩みのすべては人間関係だと言われるほど、人との関わりというはとても重要で避けられないものです。
しかし協調を意識しすぎるが故に、自分の感情を押し殺してしまうのはよい人間関係とは違います。
この後悔は最も憤慨する後悔につながり、かつ直接的に(精神的にも肉体的にも)病につながる後悔と言えるそうです。
人のためになることが生きがいで自分のためになっているのであれば良いと思いますが、犠牲にしていると感じるのであれば、自分に正直に考え、素直な気持ちを伝えて自分らしく生きるということがとても大切です。

4.友達や会いたい人と連絡を取り合う

死を目前にすると、大切な人達とのつながりが一番大事だったことに気付くそうです。
いざという時には体力低下などで外出が制限されてしまいます。
友人や家族といつか行こうと約束していた旅行にも行けなくなってしまいます。
お墓参りで先祖に挨拶することもできなくなります。
会いたい人は呼ぶこともできるでしょうが、自分の体に変化があった場合、変わってしまった姿を見せたくないという思いも出てくるようです。
普段から行きたいところへ行けるチャンス、会いたい人に会えるチャンスがあるのであれば、なるべく逃さず行動した方が後悔は少なそうです。
会うのが難しいのであれば連絡だけでも取れるようにしておくとよいですね。

5.ネガティブな感情に浪費しない

ネガティブな面に目を向けて時間を割いてしまったという後悔が多いそうです。
具体的には周りの人にどう思われるか気にしたり、周りの意見に左右されたり、自分が変わることを恐れたり、心配したり、不平を言うことにたくさんの時間を使って終わりを迎えた人が多かったそうです。
他人は自分以上に自分のことを考えませんし、自分の決定に責任を持ってはくれません。
周りの目や意見を気にし過ぎる必要はありませんし、その心配に時間を使い過ぎる必要もありません。
自分の感情をコントロールしているのは外部だと思いがちですが、実は内側にあります。
私たちがネガティブなものに対してどう反応するかは自由です。
自分が幸せを感じることは何の費用もかからず、より健康に保ち、人生をより充実させ、より前向きな関係を引き付けます。
死を目前にしたときに、大半の心配は些細なことだったと感じることを覚えておきましょう。

6.自分の生きた証を残す

若くして幼い子どもを残して逝くような場合にこの後悔は特に多いようです。
自分がこの世界に生きていたという証が欲しくなります。
女性は出産がそのひとつになるようです。
偉業や偉大な作品のような形を目指す必要はありませんが、何かしらのメッセージは残したくなるでしょう。
前述でも述べたとおり、死を目前にすると、体力も低下し何かしようとする気力も失います。
日頃から伝えたいことは伝えておく。それが難しいのであれば、誰に何を伝えたいか書き留めておくというのも良いかもしれません。
手紙や動画、ボイスレターなどという手段もあります。最近では自分史やエンディングノートという体系化されたものもあります。自分に合ったものを探しておくとよいでしょう。

7.今の感情に正直になる

過去や未来に影響されて、瞬間を生きていなかったと感じてしまう人がいるそうです。
人は今を生きていると思っても、実際は過去の記憶と未来への想像のバランスを取りながら過ごすようです。
過去の失敗を未来で取り戻そうとしたり、過去の成功に味を締めて未来では欲が出たり、過去の成功で十分だと未来で制限してしまったり。
しかしその瞬間の感情というのは、非常に貴重なものです。
恋愛もそのひとつで、感情が大きく揺れ動く貴重な瞬間です。
この恋愛の記憶は、死を目前にしたときに心の支えになることがあるそうです。
それが実らなかったり大失恋につながってもです。
大きく感情が揺れ動いたときは特に、その瞬間を生きていると実感できるように意識しておくとよいですね。

8.心の支えになる教えを持っておく

日本人は特に信仰を持っている人が少ないと言われています。7割以上が無宗教です。
しかし、死を目前にした人にとって、「来世」という考え方が救いになる人も多いようです。
「死」に対してあまりに恐怖を感じてしまう人が多い中、「死」自体に意味を感じることができれば心の支えになることでしょう。
信仰とこだわらずとも、何か元となる知識や教えがあると、死を目前にしたときにすがれるものになり得ます。
誰にとっても「死」は必ずきます。
「死」を受け入れるためにも心の支えになるような教えとなるものを探しておくとよいですね。

9.自己管理を怠らない

死を目前にすると、目の前の病状に対して真っ先に後悔するようです。
いざというときには既に自由を失うことになります。
十分に健康に気を遣い自己管理ができていればよかったと後悔します。
タバコを止めていれば予防できたかもしれない病気の可能性もあります。
(日本人は特に)身の回りの準備や遺産相続、葬儀など、手続きに関わることや、身内に迷惑がかからないように気にする面もあります。
また難しいことですが、いざというときに、どのような時間を過ごすか、死をどう受け入れるかという準備もできていれば良かったと思うようです。
身動きが取れない状態になってからは、体力低下で外出もままなりませんし、おいしいものをもっと食べていればよかったと感じます。ましてはおいしいものが目の前にあったとしても、食欲低下や味覚がなくなるなどで、おいしく感じることすらできない可能性もあります。
今できるケアはしておくことが重要なようです。

10.当たり前と感じることに感謝する

人生の周囲のことが当たり前のことになっていて感謝し損ねたことに後悔するそうです。
多くの人は、目の前の人生を当たり前のことに捉えがちで、身の回りの小さなことすべてに感謝することがありません。
日本人は特に、あまり言葉にしなかったり謙遜する美徳文化があったりします。
しかし死を目前にしても、パートナーへ(特に高齢男性は妻へ)日頃の感謝、長年の感謝を伝えたくても伝えられずに一生を終える場合があるそうです。
また環境についても、食料に繋がる動物や植物、呼吸するための空気、体を潤すための水、光を照らして命を与える太陽など、実は感謝すべきすべてが当然あるものとなっていたりします。
身の回りの当たり前が実はかけがえのないものだということに気付き、優しさと感謝の気持ちを伝えることができれば、死期が迫ったときに自分にも優しくできるそうです。

まとめ

大半の項目については、海外でも日本でも後悔する事柄は共通していました。
その中で、海外では特に自分の内なる気持ちについて細かく分かれていた印象です。
自分の感情に正直になるという要素が、多くの項目に登場していました。

後悔には以下のような種類があります。
・○○しなければよかった
・(元々あったけど)もっと○○したかった
・(元々ないから)○○したかった
日本では生きた証信仰など、今まで持っていなかったものを手にしたかったという後悔が目立ちました。

特に印象強かった後悔としては、「他人を意識し過ぎて、自分の人生なのに自分の人生ではないような生き方をしてしまった」という思いがどちらにも強くあることです。
そして他の後悔と照らし合わせると、それは過去を振り返ったときに、小さな判断小さな勇気で大きく分岐していたのではないかと感じることです。

また、ここで特に注目すべきは、
取り戻し難い時間に関わることです。
恋愛結婚出産などタイミングがあるもの、子供や家族と過ごす時間の使い方、行きたい場所へ行けるチャンス、会いたい人に会えるチャンス、それらがとても貴重で取り返すことがなかなかできないことだと気付きます。

どれも非常に参考になる内容だったと思います。
今できること、今しかできないことを噛み締めて、後悔の少ない人生を過ごしたいものです。

人生を後悔しないためには、多くの人が後悔したことを知る

死ぬ時に後悔する10のことについて、海外と日本それぞれの反応の詳細は以下に載せています。

死ぬ時に後悔すること25
死ぬ瞬間の5つの後悔
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