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頭のいい人が話す前に考えていること

書籍「頭のいい人が話す前に考えていること」で学べる一番大事なことは、一言でいうと以下の1文です。

頭のいい人は、頭の良さは相手が決めると知り、相手を十分に理解して話をする

「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則

  1. 頭が悪くなる瞬間、頭がよくなる時間 - とにかく反応しない
  2. 頭のよさを決めるのは「だれ」だ? - 頭のよさは、他人が決める
  3. なぜ、コンサルは入社1年目でもその道30年の社長にアドバイスできるのか? - 人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
  4. 頭のいい人は、論破しない - 人と闘うな、課題と闘え
  5. 「話し方」だけうまくなるな - 伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい
  6. 知識が「知性」に変わるとき - 知識はだれかのために使って初めて知性となる
  7. 承認欲求をコントロールできる者がコミュニケーションの強者になれる - 承認欲求を満たす側に回れ

「知性」と「信頼」を同時にもたらす5つの思考法

  1. まずは、バカな話し方をやめる ――客観視」の思考法
  2. なぜ、頭のいい人の話はわかりやすいのか? ――「整理」の思考法
  3. ちゃんと考える前に、ちゃんと聞こう ――「傾聴」の思考法
  4. 深く聞く技術と教わる技術 ――「質問」の思考法
  5. 最後に言葉にしてインパクトを残す ――「言語化」の思考法

ポイント

本書を開くとまず上記の7つの黄金法則と5つの思考法をまとめた「話すたびに頭がよくなるシート」がついています。いつでも思い出せるように切り取って持ち歩けるようになっています。

著者はこの本を読み返さなくていい本を目指して、読み終えたら「話すたびに頭がよくなるシート」のまとめを意識できればよいと言います。

その7つの黄金法則と5つの思考法こそが重要なことと言えますので、ここから特に重要なポイントをピックアップして紹介したいと思います。

前半の7つの黄金法則には、NGパターンをおりまぜながら、人の気持ちの動きなど、頭がいい人が話す前に考えていることはこういうことですということが分かる内容が書かれています。

後半の5つの思考法には、実際に心がけるべき行動について書かれています。

「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則

黄金法則その1「とにかく反応しない」

怒っているときになど感情に任せた判断や発言は、間違いや取り返しのつかない事態を招きかねません。

北野武監督のヤクザ映画「アウトレイジ」を例に挙げると、感情的になった人間が真っ先に殺され、冷静な人間が生き残ります。

また、サセックス大学教授の心理学者であるスチュアート・サザーランドの著書『不合理 誰もまぬがれない思考の罠100』の中でも、「怒りや恐怖など強い感情にとらわれると、愚かな行動に走りやすい」と述べられています。

感情的になって反射的に口を開いてしまいそうときほど、口を閉じて反応しないことが大切です。
いったん冷静になってから反応するように心がけましょう。

黄金法則その2「頭のよさは、他人が決める」

頭の良さとは、IQや学生時代に注目していた偏差値のようなものではありません。
頭がよい人とは、その人のことを頭がいいと認識している人が多ければ多いほど、頭のいい人になります。

知の巨人と称された経営学者のピーター・F・ドラッカーは『ドラッカー名所集1 経営者の条件』の中で「知識ある者は理解されるよう努力する責任がある。素人は専門家を理解するために努力するべきである。あるいは専門家は専門家と話が通じれば十分であるなどとすることは、野卑な傲慢である」と述べています。
「自分の考えが理解されないのは、相手の理解力がないせいだ」という考えをドラッカーは否定しています。

自分の希望を通して自分らしく生きるためにも、その考えは不可欠です。

自分のやりたいことを押し通そうとするあまりに失敗する例も著者はよく見てきたと言います。
しかし、人は頭のいい人の話を聞こうとし、頭のいい人がすすめるものをほしくなるものです。頭のいい人と認められれば自分のやりたいことを通しやすくなります
そのためにも、相手の立場や目線に立って考えることが大切です。

黄金法則その3「人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する」

本書の冒頭で前置きとなる問題がありました。

「この青の服と、白の服、どっちがいいと思う?」
デートで買い物中、相手からこう聞かれたら、あなたはどう答えますか?

もっとも適切な回答は、「白と青、それぞれ、どこがいいと思ったの?」です。

質問に質問で返すことが不可解かもしれませんが、この回答こそが、あなたの意見をきちんと聞いた上で答えたいという気持ちが伝わっていることになります。
逆に、好きな色を素直に答えた場合は、「私のことちゃんと考えてくれてない気がした」と感じられるようです。

ちなみにNGパターンもあります。「最近のファッションの流行ってさ…」と自分の知識を披露するようなことです。これこそが"賢いふり"、"頭のいい"ふりです。

黄金法則その4「人と闘うな、課題と闘え」

著者はコンサルタントとして、「人と闘うな、課題と闘え」と叩き込まれたそうです。

テレビやネットなどで論破するような描写が一種の流行のようにみられますが、これらはあくまでショーです。実際には論破してもビジネスの現場では軽蔑されるだけです。

議論はしても勝ち負けにこだわらずに、議論を前に進め、仕事を進捗させることを意識すべきです。

クレームでも、本来の問題よりも、担当者の態度がよくないことに対して怒ったり、本質とはことなることで話がこじれてしまうこともあります。そしてその場合、(本来の問題ではなくても)お客さんの根底にある気持ちを解決するために行動することで、解決につながる場合もあります。

頭のいい人は、議論の勝ち負けではなく、議論の奥にある、本質的な課題を見極めようとします。
したがって、ちゃんと考えて話すというのは、"相手の言っていることから、その奥に潜む想いを想像して話す"ということと言えるでしょう。

黄金法則その5「伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい」

人の心は、話し方だけでは動かきません。

恋愛における告白を例にすると分かりやすくなります。

「好きです。付き合ってください」
「ごめんなさい」

好きな人にこう告白してフラれたとします。原因は告白の仕方にあるでしょうか。それとも告白するまでにあるでしょうか。
よほどのことがない限り、答えは告白するまでにあるでしょう。

ビジネス書などで伝え方の型を覚えるようなテクニックを学ぼうとするかもしれませんが、実際に人に伝わって心を動かすためには、伝える前の段階こそが大切です。
型に当てはめただけでは考えたことにならず、浅はかなものになってしまいます。

告白の例では、もっと親密になるある程度の期間が必要かもしれませんが、重要なのは相手に伝えたいことに関して深く考えるということです。

相手に伝わらなければ、話し方が悪かったのではなく、考えが浅かったと考えることが、実際に頭のいい人のマインドであり、思考の質を高めるポイントです。

黄金法則その6「知識はだれかのために使って初めて知性となる」

頭のいい人は"賢いふり"ではなく"知らないふり"をします

本書では、マーケティングのコンサルタント業務において、クライアントから相談されたことに対し、答えをすぐに出すのではなく、問題に感じているところは何かをクライアントに質問することで、クライアント側で原因に気付き自己解決してしまうという例が挙げられています。

これはD・カーネギーの『人を動かす』という名著の中でも触れられています。
「人を変える九原則」の章の「命令をしない」などの何箇所かで、相手自身に気付かせることで、自ら進んで気付いてくれるだけでなく、主体的に考える思考さえも身につけてくれるという結果を生むということが述べられています。

「人を動かす」から分かる一番大事なこと

そして、知識は誰かのために使ってこそ知性となります

例えばコーヒーに詳しい男性が、女性と喫茶店で注文するシーンにおいて、メニューを見て

カフェラテとカフェオレの違いって知ってる?
カフェオレはドリップコーヒーとミルクが5:5だけど、カフェラテはエスプレッソコーヒーとミルクが2:8の割合なんだよ

と話し始めたら、それは知識お披露であり、賢いふりにすぎません。
これに対し、女性が「ちなみにデカフェってないんですか?」と店員さんに聞いたときに、

もしカフェインが苦手なら、カフェオレよりカフェラテのほうがいいかも
カフェオレよりカフェラテのほうがカフェインが少ないはずだから

と言ったなら、知識の披露ではなく、相手のために知識を使ったことになります。

話す前に、"本当に相手のためになるのか?"と立ち止まることで、知識を披露したいだけ、ただ言いたいだけの自分に気づくことできるでしょう。

黄金法則その7「承認欲求を満たす側に回れ」

昨今のSNSの台頭をみても、人は多かれ少なかれ「承認欲求」によって突き動かされます。
ほとんどの人はみな周りから認められ、賞賛されたいと思っています。前項の例のとおり、知識を披露したくなるのも、この承認欲求があるゆえです。

しかし裏を返せば、自分の承認欲求を抑制し、他社の承認欲求を満たすことができれば、「コミュニケーションの強者」になることが可能ということです。

その承認欲求をコントロールし、コミュニケーションの強者になるには、ふたつの条件があります。ひとつは自信を持つことです。自分で自分を尊重し、受け入れることができる自尊心の高い状態である必要があります。もうひとつは口(自己アピール)ではなく結果で自分自身の有能さを示すことです。他者を褒めつつ、自分は「なんでもない人間です」という顔をするのが、コミュニケーション強者の態度であり、知的で慕われる人の態度です。

「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則

客観視の思考法
少ない情報を信じ切るとバカに見える

「少量の、根拠の薄い情報」に依存しているように見えると、残念ながらその人の話は浅く聞こえてしまいます。そして話が浅くなる理由は、”認知バイアス"と大きく関係します。
つまり、偏見や先入観や思い込みが強いと、頭のいい人には、話が浅く聞こえてしまい"ちゃんと考えてた?"という心証を持たれてしまいます。
頭のいい人は、物事をできるだけ正確に、客観的にとらえようとします。

話を深くするには以下のふたつのコツがあります。

  1. 自分の意見と真逆の意見も調べる
  2. 統計データを調べる

バイアスに意識的になり、自分と反対の意見や統計データにあたることで思考を深めるとよいでしょう。

言葉に敏感になる

認識齟齬のない伝え方にするためにも、使用する言葉にも気をつけるとよいということです。

例えば「ゴミ捨て」ひとつとっても、「ゴミの入ったゴミ袋をゴミ捨て場に持っていくこと」だと認識する人と、「ゴミをまとめ、ゴミ捨て場に持っていき、空になったゴミ箱にゴミ袋をセットすること」だと認識する人と違いがあります。

つまり"ちゃんと考えてから話す"とは、相手が受け取る言葉の意味を想像し、できるだけ定義の齟齬が出ないように話すことが大事です。

整理の思考法

頭のいい人は難しい事柄をも、たとえ話や身近な言葉でわかりやすく説明する力に長けています。

頭のいい人が難しいこともわかりやすく話せるには理由があります。
それは、頭のいい人は、物事の本質を理解できているからです。
物事の本質を理解するのにきちんと時間を使っています。
そして「理解している」というのは「整理されている」と同義だということを頭に入れておくとよいでしょう。

結論から話す

たまに、結論を手短に話さなければならないシーンがあると思います。
そのときに「まとめると」と話し始めたあとでダラダラ話が長い場合があります。

結論から話せるようになる最も簡単な方法は、結論とは何かを相手に聞くことです。
相手が最も聞きたいことであろう話を最初にすればよいということになります。

ではなぜ結論から話す必要があるのかというと、聞く側の準備ができるからです。
話しかけていきなり本題に入るのと比べ、例えば「クレームの対応方法で相談したいです」とはじめに言えば、相手がどのくらい時間がかかりそうかとか、状況整理する必要があるからメモが必要だなとか判断できることになります。

結論から話す、というのは相手に”聞くスイッチ”を入れる行為なのです。

事実と意見を分ける

「事実」と「意見」を分けて話すことも大事な要素です。
意見なのに、事実のように話す人は、思い込みの強い人と見られてしまいます。

事実と意見を分けて話すコツは、
それは証明可能な事実か?
自ら判断を下した意見か?

を一息おいて考えてることです。
その上で、
事実を求められているときに意見を述べない
意見を事実のように言わない

ということを意識することが大切です。

傾聴の思考法

聞き方に関する本には、話し方同様、相槌を打つとか、共感するとか、相手の言ったことを繰り返す(オウム返し)とか、さまざまなテクニックがかかれていますが、これらを使うだけでは聞くふりはできても、ちゃんと聞くことはできません。

相手の話を聞いているようできちんと聞けていない場合がよくあります。
そのひとつに他人が話しているときに、自分が話すことを考えている場合があります。
頭のいい人が話を聞くときには、まず相手の話を正確に理解しようとします

頭のいい人が話を聞くときに考えていること

知的で慕われている人の聞く態度には以下のような特長があります。

  1. 肯定も否定もしない
  2. 相手を評価しない
  3. 意見を安易に言わない
  4. 話が途切れたら、むしろ沈黙する
  5. 自分の好奇心を総動員する
    • 相手がその話のプロかのように好奇心を持って聞く
整理しながら聞く技術

相手の話を聞くときには、整理しながら聞きます。
整理するポイントは以下のとおりです。

  1. ゴールの確認
    • あくまで確認であり提案はしない
  2. 考えていることを聞く
    • 相手の悩んだ過程やモヤモヤを吐き出してもらう
  3. 話を整理して相手の意思決定を助ける
    • 相手が相談してきた場合、何かしら意思決定を妨げる要因があるということなので、こうしたいという意志を素直に推す。
質問の思考法

頭のいい人は間違いなく質問が上手です。
そのためには深く聞く技術と教わる技術があります。

深く聞く技術

深く聞く手段のひとつに「構造化面接」というものがあります。
これはグーグルの人事トップであったラズロ・ボック氏が面接の精度を上げるために取り入れたことがある手法でもあります。
この手法は米国政府も取り入れており、その後のパフォーマンス予測精度が高いことがわかっています。

米国政府が公開している構造化面接のマニュアルによれば、質問は導入の2種類、深掘りの3種類の合計5種類しかないということです。

  • 何をしたんですか?(過去の行動)
  • そのとき、どんな状況だったんですか?(状況の深掘り)
  • その状況でどうしたんですか?(行動の深掘り)
  • その結果どうなったんですか?(成果・結果の深掘り)
  • 今度仮に、こういう状況になったらどうしますか?(仮定の状況における行動)

もちろん、このとおりに聞いてしまっては「尋問」のようになってしまうので、相手の様子を見ながら活用できるとよさそうです。

構造化面接の手法以外には、相手の立場に立って、仮説をもって質問するという方法があります。

ストレートに質問してもうまく返答してもらえないことがあると思います。
その可能性がある場合には、「もしかしたら◯◯を課題に感じてますか?それとも✕✕を課題に感じてますか?」というような聞き方で、返答を引き出すことができるかもしれません。

教わる技術

教わるのがうまい人は、まず聞くべき人に聞きたいことを絞って聞くということが上手です。
ポイントは以下のとおりです。

  1. 一度にひとつのことしか聞かない
  2. 目的を知らせる
  3. 要素分解して具体的に聞く
  4. 今までやったことを細大もらさず伝える
言語化の思考法

ネットとスマホの台頭で、情報とコミュニケーションの量は、ひと昔前に比べて格段に増えました。その分、人の記憶に残るのが難しくなった時代だといえます。
そんな時代に人の心にインパクトを残す「言語化」がカギとなります。

言語化の質を高めるたったひとつの型

(考える労力を省く型ではなく)思考を深め相手にインパクトを与える最終手段としての型があります。
それは「再定義」することです。

例えば「カフェ」であれば、良いカフェってなんだろう。悪いカフェってなんだろう。と「カフェ」を再定義してみるのです。
良いカフェは、ずっと居たくなるカフェ。また来たくなるカフェ。悪いカフェは、緊張するカフェ。居心地が悪いカフェ。など出てくるかもしれません。
すると、"コーヒーが美味しいカフェではなく、空気が美味しいカフェ"というコンセプトが生まれるかもしれません。

言語化する習慣

小並感という言葉があります。
例えば、昨日見た映画を「面白かった!」しか言えないような状態を指します。

このような小並感から抜け出すべく、言語化する力を身につけ、言語化を習慣化する方法があります。

  1. ネーミングにとことんこだわる
    • ゆるキャラ、ル・マル・デュ・ペイのように、一般的になかった言葉を生み出す
  2. 「ヤバい」「エモい」「スゴい」を明日から使わない
  3. 「読書ノート」「ノウハウメモ」を作る

著者は言語化のまとめとしてこう述べています。

言語化はあいさつと同じ。人に会ったらあいさつするように、名前のないものを見つけたら名前をつける。すると、自然と思考の質は高まる。


まとめ

当たり前のことですが、話をするということは相手があってのことです。
頭がいい人と決めるのも相手、話をする対象も相手であり、話す前も話している間も意識するのは相手のことです。

今まで「頭がいいな」と思った人は、それだけ考えに深みがあり、それだけ時間をかけて考えているということが分かります。
また、ストレートに「この人、頭がいいな」と思った人だけでなく、「この人、いい質問するな」とか、「この人、例えがうまいな」「この人、話しの引き出し方がうまいな」など感じた人も、やはりそのポイントで頭がいい人ということができると思います。

話し方というテーマになると、小手先のテクニックのような本が多い中、ここまで自分ではなく、相手にフォーカスしているのは驚きでした。

そして、2023年の年間ベストセラー(ビジネス)において第1位に輝いた本書(トーハン調べ/日販調べ)は、それだけ本質的なことに言及され、それだけ「頭がいい人」と決めているのは他人ということに納得感があったからではないかと思います。

著者はおわりに、外山滋比古氏のベストセラー『思考の生理学』の一節を用いてまとめています。

本書でお伝えした7つの黄金法則と5つの思考法は、言うなれば、知性という花を咲かすための、前者が"根っこ"で、後者が"幹"だと。

7つの黄金法則を頭に入れつつ、5つの思考法を実践することで、「頭のいい人」になることができます。そのためには習慣化することもあり時間がかかるものもあるかもしれませんが、日々訓練して、「頭がいい人」に一歩一歩近づきましょう。

【究極の要約】「思考の整理学」から分かる一番大事なこと
頭のいい人は、頭の良さは相手が決めると知り、相手を十分に理解して話をする

【内容情報】
★「ちゃんと考えた?」と言われたことのある、言ったことのあるすべての人へ★ほんとうは考えているのに、「考えが浅い」と思われるのはなぜ?★元口下手なコンサルタントが明かす、「知性」と「信頼」を同時にもたらす黄金法則!
さあ、思考の質を上げよう。
子どものころ、「ちゃんと考えてから話して」と言われたことはないだろうか。もしくは上司に「ちゃんと考えた?」と言われたり、部下の言動に「こいつちゃんと考えたか?」と思ったことはないだろうか。
実は「ちゃんと考えている人」と「考えていない人」の差は思考の量ではありません。徹夜して考えたからといって「あの人、頭いい」とならないでしょう。両者の差は思考の「量」ではなく、「質」なのです。
本書は、"本質論"が人気で1億2千万PVを誇るビジネスメディアの主宰者でありコンサルタントとして1万人ものビジネスパーソンと対峙してきた安達氏が、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。
一説によると人間は1日に1万回ほど思考しているそうです。つまり、人間はみな考えているのです。
「ちゃんと考えた?」とされる人も自分なりに考えていたはず。自分なりに考えていても、他人から「考えてない」とみなされるのは、質に変換できていないから。たとえ伝え方や話し方をいくら身に付けても低い質のままでは、「それっぽい話」ができるようになるだけで、人を動かしたり、信頼を得ることはできません。話す前の思考の質で伝わるかどうかはほぼ決まってるのです。
しかし、「ちゃんと考えた?」と言われたこと、言ったことがある人はいても、「ちゃんと」の部分を具体的に教わったこと教えたことのある人はいません。
そこで、口下手で決して「頭がいい」とは言えなかった著者がたまたまコンサル会社に入って叩き込まれた、「ちゃんと話す前に考える」ことを明確化し、業界問わず、一生使える形に法則化。コミュニケーションに苦手意識がある人も、考えることが苦手な人も、話す前だけでいいので、ちゃんと考えることから初めてみませんか?

【著者情報】
安達 裕哉(アダチ ユウヤ)
筑波大学大学院環境科学研究科修了。ティネクト株式会社代表取締役。コンサルティング、webメディアの運営支援、記事執筆などを行う。

頭のいい人が話す前に考えていること 内容紹介より

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