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生きる上で大切なことを世界的ベストセラー書籍のトップ3から考察

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世界的ベストセラー書籍トップ3

世界的ベストセラートップ3の本から分かる一番大事なこと

全世界で読まれているベストセラーの中で、ビジネス書・自己啓発書の類に絞ってみると、この3冊が単一の本で購入された部数が多いトップ3です。(シリーズ累計ではありません)
詳しいまとめは個別の記事を読んでみてください。(ページ下にリンクがあります)

単純にベストセラーだから良い本と言えるかは分かりませんが、多くの人に評価を受けているという結果があるのは非常に大きな価値だと思います。実際にいくつものビジネス書・自己啓発書を読んできて、この3冊に注目した感覚からすると、正直この3冊で、人生におけるマインドの根底とか本質とかという部分に関する情報としては十分なのではないかと思います。
特に『思考は現実化する』は現在でも自己啓発本の原点として人気が高く、自己啓発思想とビジネスの世界の親和の重要な起点になっていると言われています。

この3冊には共通する内容もあり、ものすごく近い部分もありますが、異なった目線もありサポート範囲とベクトル(目指している方向)が異なる印象です。
私が抱いたのはこのようなイメージです。

TOP3のイメージ

簡単に解説しますと、
「ライフ・ヒーリング」は、自分の心身の内面的なところに大きくフォーカスし、深堀りして自分を見つめ、許しと愛を持って考え方をシフトしていくために優しく包み込んで問いかけてくれるような印象です。

「自分のための人生」は、「ライフ・ヒーリング」同様に内面にフォーカスしている点でかなり近いのですが、具体的な対策を含めある程度体系化されており、より壁を超えるためのサポートをしてくれるような印象です。

「思考は現実化する」は、同様に内なるパワーについて触れつつも、成功を目標においた視点で必要な要素をひとつずつノウハウとして持ってステップアップしていくことにフォーカスした印象です。

改めて考察を加えつつ、この3冊を通して改めて大切にすべきことという目線で以下にまとめます。

1.もっと自分を大切にしてよい

目線は2つあります。

現時点でネガティブなものに対し、許しと愛を注いで良いということ。
ポジティブな道に、自ら障壁、ネガティブな要素を増やさなくて良いということ。

私たちは思っている以上に他人の目を気にしながら生きています。
自分一人で生きている訳ではないので、当然他人とのコミュニケーションは必要です。
細かい目線で言うと、例えばドアを支えてあげるとか、席を譲ってあげるとか気遣いというものは大切です。
しかし、他者によって自分を卑下してしまったり、自分の向かうべき方向を制限してしまう必要はありません。

許しと愛を注いでよい

「自分のための人生」では、幸せになることに対し否定的な感情を示すものを「心の金縛り」と呼んでいます。
「自分はなんてダメなんだ」と自己卑下することや、嫉妬すること、否定することは心の金縛りです。「しなければならない」という思いも、「今のその行為は間違っている」という否定と同意です。怒りや敵意、恥ずかしさのような感情も同じく心の金縛りになります。
「ライフ・ヒーリング」ではこの心の金縛りの根っこは何なのかを深堀りします。その考え方はどこから生まれたのか、その元(例えば親や先生の教え)は本当に正しかったのだろうかと疑ってみるというステップを踏みます。元が間違っていたのであれば、それ以降の考え方をガラリと変えることができます。
そして「自分のための人生」では、考え方を変換する習慣を身につけようとします。自分のした良い行いを、他人がもっと良くしたとしても、自分がした行いは良い行いに違いありません。評価に十分値します。
もっと時間を他人に向けてではなく自分に向けて使って、許しと愛を注ぎましょう。

自ら障壁を増やさなくてよい

「思考は現実化する」で批判を恐れることは成功を恐れることだと言います。
しかし、どんなに相手が立派で、高潔な人物でも、自分の正当な希望をあきらめさせたり、自由に生きる権利を侵害することもできないはずです。
「自分のための人生」でも、人生の幸福は、認められることが必要な気がしてしまうが、そうではないと言います。
「ライフ・ヒーリング」でも、このような状態の反発に対する力が必要だと言います。
反発には恐れ以外にも、逃げるなどの動作、決め込み、思い込み、責任転嫁、先延ばし、拒否などがあります。
これらに対し、自分の中の3歳児に安心する言葉をかけてあげると良いと言います。
そして「思考は現実化する」では、恐れを持ったときに、口実や言い訳を探すことに時間を使わずに、明確な目標と迅速な行動をすることが生まれたばかりのアイデアを大事にする手段だと言います。
生まれたばかりのこの思いには手厚い看護が必要で、批判を恐れていては十分な看護ができず、自分を大切にしているとは言えません。

2.今を大切に行動してみる

今の情熱に素直になる

「自分のための人生」では、サブタイトルに「今日を賢明に生きてますか」と入っているとおり、「今」という瞬間を非常に強調しています。
過去への自責の念と未来への不安は人生でもっとも無益な感情であり、今の今が最高のチャンスだと言います。
「ライフ・ヒーリング」でも行動するフェーズでは、過去を許して、今の豊かさに気付き将来良いものが入る準備(スペースの確保)をしましょうとしています。今、心に問題があれば、それは体にも異常が出ている可能性もあります。

そして前述で触れたとおり、行動についても自分を大切にし、自分に素直な気持ちで動くと良いでしょう。
「思考は現実化する」でも行動に対して「愛」というキーワードを使っています。
行動には忍耐力とモチベーションの維持が要ります。そのためには愛が大きく影響します。好きな仕事であれば、疲れも軽く、効果をあげるものです。そして成功のためには、報酬以上のサービスをすると良いと筆者は言います。「一センチ余分に進む」その行動は必ず報われます。(プラスアルファの魔法と呼ぶそうです)
そして忍耐力とモチベーションを持ってその行動を継続するためには、根本となる熱い情熱が必要です。この情熱は失敗を失敗と認識しない成功の考え方に繋がります。
今の自分に素直な気持ち、今の情熱に素直でいるということは非常に大切なことです。

まとめ

3冊とも共通することとして、内なる力に向き合うことを大切にすべきということが書かれています。
特に他人に目や意見を気にし過ぎていては、成功も幸福も得られません。
自分の今にフォーカスし、過去に問題があるのであれば、過去を引きずるのではなく、過去の問題に対する考えを変えたり、許すことを試みると良いでしょう。
そして今の自分の素直な気持ちを大切にし、情熱を持って今の気持ちを育てていければ、愛する仕事や愛する人のために他人の目を気にすることなく、力を尽くしていけることでしょう。

「自分のために尽くして良い」

これは実は以前の記事に書いた「人生の最期に後悔すること」の1位の項目とも一致します。

普段の生活では、なかなかこの内なる自分と向き合って、情熱に気付く時間を充てられていない人が多いのではないでしょうか。
「7つの習慣」の第三の習慣にもありますが、4つの事項(「重要でかつ緊急」「重要だが緊急でない」「緊急だが重要でない」、「緊急でなく重要でもない」)の「重要だが緊急でない」という活動に、この時間が含まれると思います。しかし、この「重要だが緊急でない」事項が人生において最優先事項です。

今こそ内なる自分と向き合う時間をつくりましょう。

ベストセラートップ3の本から分かる成功と幸福を得る方法は、内なる自分と向き合い情熱に素直になるということ

ベストセラートップ3の書籍の詳細について、それぞれ以下に載せています。

1位:思考は現実化する (7000万部)
思考は現実化する
2位:ライフ・ヒーリング (5000万部)
ライフ・ヒーリング
3位:自分のための人生(3500万部)
自分のための人生

「人生の最期に後悔すること」についてはこちら

「7つの習慣」についてはこちら

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