ベストセラーの自己啓発本10選
世界的ベストセラー!一度は読みたい自己啓発本まとめ
「世界的ベストセラー!一度は読みたい自己啓発本まとめ」というタイトルで、hontoの以下ページでベストセラーの自己啓発本20選が紹介されています。
https://honto.jp/article/book/jikokeihatsu-bestseller.html
ただし、現在1冊は消えてしまっており、19選となっているようです。
そのラインナップは以下のとおりです。
タイトル | 著者 |
---|---|
「原因」と「結果」の法則 | ジェームズ・アレン |
道は開ける | D・カーネギー |
人を動かす | D・カーネギー |
思考は現実化する | ナポレオン・ヒル |
小さいことにくよくよするな! | リチャード・カールソン |
自助論 | サミュエル・スマイルズ |
ザ・シークレット | ロンダ・バーン |
人生を変える80対20の法則 | リチャード・コッチ |
道をひらく | 松下 幸之助 |
嫌われる勇気 | 岸見 一郎 |
人生はワンチャンス! | 水野 敬也 |
超一流の雑談力 | 安田 正 |
仕事は楽しいかね? | デイル・ドーテン |
君たちはどう生きるか | 吉野 源三郎 |
夢をかなえるゾウ | 水野 敬也 |
スタンフォードの自分を変える教室 | ケリー・マクゴニガル |
一流の人に学ぶ自分の磨き方 | スティーブ・シーボルド |
自分の小さな「箱」から脱出する方法 | アービンジャー・インスティチュート |
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 | キングスレイ・ウォード |
ポイント
当サイトではこれまでいくつかの自己啓発やビジネス書をはじめとしたベストセラーに関する本をまとめてきました。
特に、世界的に長い間読まれてきた本を優先的に紹介してきました。
それは、文化やテクノロジーが発展した現代でも、昔から変わらない考え方がそこにはあるからです。
ここではそんなhonto書店員おすすめのベストセラーの自己啓発本20選のうち、更に当サイトで紹介している本を10冊に絞ってまとめたいと思います。
道は開ける
私たち現代人の多くは、やたら未来を不安がったり、あまりに未来に期待し過ぎたりします。期待と違う現在に嘆いたり、過去の失敗を後悔したりして、今をなおざりにしてしまうこともあります。
そんなストレスに悩む現代人の日常生活から出る悩みを含め、そんな見えない不安や悩みをどう解決するか、悩まないためにはどうしたらよいかということが書かれています。
人生を変える80対20の法則
著者のリチャード・コッチは経営コンサルタントとして数多くの欧米の優良企業のアドバイザーし、数々の事業で成功をおさめた人です。
本書はコミック版など派生した本が出るくらいの世界的ベストセラーです。
無駄な努力をせず、最小限の努力で最大限の効果を上げるにはどうしたらよいか。
タイトルにあるとおり「80対20の法則」について、具体例を交えながら分かりやすく書かれています。
「利益の80%は顧客の20%がもたらす」
「仕事の成果の80%は費やした時間の20%から生まれる」
小さいことにくよくよするな!
著者のリチャード・カールソンは心理学者でストレスコンサルタントで、本書は全米500万部突破の大ベストセラーです。アメリカではリビングに一冊、ベッドに一冊、トイレに一冊の必需品です。くよくよすることから脱する方法が、100項目に記されています。
「しょせん、すべては小さなこと」ということがすべての項目に当てはまる本書のテーマです。
ザ・シークレット
「偉大な秘密」の片鱗は何世紀にもわたり文学、宗教、哲学等の口承伝説の中に見出されてきました。
今回初めてこの本で「秘密」の断片が集められ、驚くべき形で世に明らかにされることになりました。
本書は、ポジティブな姿勢を保ち、思考そのものを変えることで現実を変えることを目指す、疑似科学的な積極思考(ポジティブシンキング)、「引き寄せの法則」を主題とする本です。
この引き寄せの法則は、過去の偉人も暗に共通した思考として持っており実践してきた法則です。エジソン、ニュートン、シェイクスピア、ベートーベン、リンカーン、アインシュタインなどそうそうたる偉人が、皆それを知り実践してきました。
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
本書は、ビジネスマンとして成功を収めた著者が、同じく企業家として自分と同じ道を志そうとしている息子へへ宛てて書いた手紙をまとめたものである。全部で30ある手紙は、試験、実社会への出発、企業での人間関係、部下とのコミュニケーション、友情、結婚など、ビジネスマンが人生で遭遇するあらゆる場面に言及している。
若いビジネスマンのみならず、ミドルもトップも必読の、人生論のあるユニークなビジネス書としてミリオンセラーとなった本です。
「原因」と「結果」の法則
ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、オグ・マンディーノなど、現代成功哲学の祖として知られる人たちがもっとも影響を受けた伝説のバイブルです。
本書は、近年の自己啓発書のほとんどが、この哲学に具体的な事例をくっつけて複雑化したものにすぎないと言われるほどで、聖書に次いで一世紀以上もの間多くの人々に読まれつづけている驚異的なベストセラーです。
仕事は楽しいかね?
「仕事は楽しいかね?」 大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけからはじまり、仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない主人公に、老人は一夜だけの講義を開始するというストーリー仕立ての本です。
会社は楽しいかね?ではなく仕事は楽しいかね?というのがポイントですね。
人を動かす
あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著と言われています。
「人を動かす」というタイトルになっていますが、人をコントロールしようとするテクニックを紹介した本ではありません。原題は「How to win friends and influence people」(友を獲得し、人に影響を与える方法)となっており、印象が少し異なることが分かります。
身近でわかりやすいエピソードを添えながら、非常に人の本質的なところに触れ原則として挙げた名著です。
思考は現実化する
「思考は現実化する」は、他の著名な本の原点となっている決定版と言われることが非常に納得できる本だと思います。
「考える脳力」と「富を得たいという願望」を持つ人を成功へと導く不滅の哲学と潜在脳力を活かすための方法がわかります。
嫌われる勇気
フロイト、ユングと並び、「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラー。
日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに対して、極めてシンプルかつ具体的な答えを提示しています。
まとめ
ここで紹介された書籍のほとんどは、多くの自己啓発書の源流ともなっているといえる本ばかりで、後発の本は、これらをベースに時代に合わせた具体的な例が載っている本といってもいいくらいです。
時代に合わせた具体的な例は、その時代の経験・体験、文化などに合わせてあるので、頭に入りやすいですが、本質をつきつめると必ずこれらの本に辿り着くでしょう。
それだけ時代に寄らない本として、一生のうち一度は読んでいても損はないのではないでしょうか。