小さいことにくよくよするな!
新版 小さいことにくよくよするな!
書籍「小さいことにくよくよするな!」で学べる一番大事なことは、一言でいうと以下の1文です。
小さなことにとらわれないための実践的ヒント100
- 小さいことにくよくよするな!
- 完璧な人なんて、つまらない
- 成功はあせらない人にやってくる
- 頭で悩みごとの雪だるまを作らない
- 思いやりは訓練で育つ
- 死んでも「やるべきこと」はなくならない
- 人の話は最後まで聞こう
- 人のためになにかするーこっそりと
- 相手に花をもたせる
- いま、この瞬間を生きる
- 自分以外はみんな文明人だ
- たいていは相手が正しい
- もっと忍耐力をつける
- 忍耐力をつける自習法
- 自分から先に手を差し出す
- 一年たてば、すべて過去
- 人生は不公平、が当たり前
- たまにはぼんやりしてもいい
- ストレスに強い人はストレスがふえる
- 週に一度は、心のこもった手紙を書こう
- 自分の葬式に出るところを想像する
- 「人生は非常事態ではない」ととなえる
- 頭の片隅を活用する
- ほんの一瞬だけ、だれかに「ありがとう」
- 知らない人にほほえみ、目を合わせてあいさつ
- 毎日、一人きりの静かな時間をもつ
- むかつく相手を、幼児か百歳の老人だと想像する
- まず相手の立場を理解する
- いい聞き手になる
- 戦うなら賢く
- 暗い気分に流されない
- 人生はテスト。ただのテストにすぎない
- ほめるのもけなすのも同じこと
- 親切は思いついたときに
- 人の行動の奥を見る
- 無邪気さを見つけ出す
- 正しさより思いやりを選ぶ
- 思いを伝えるのは今日しかない
- 謙虚になる練習をする
- ゴミ当番はだれの番か迷ったら、自分が行く
- アラ探しを避ける
- 毎朝だれかの幸せを願う
- 人類学者になってみる
- 人はそれぞれにちがうことを理解する
- 自分なりの手助けをする
- 毎日少なくとも一人、いいところをほめる
- 「できない」と言うとできなくなる
- すべてに「大いなる存在」を感じる
- 批判したい気持ちを抑える
- 頑固な思い込みを五つ書き出そう
- 批判は受けとめれば消えていく
- 人の意見のなかには一粒の真実がある
- グラスはすでに壊れたとみなす
- どこに行っても自分と道連れ
- 話す前に息を吸う
- 落ち込みは優雅にやりすごす
- もっと穏やかな運転者になろう
- いま、リラックスする
- 手紙で養子をつくる
- 人生をメロドラマにしない
- ちがう視点の記事や本を読もう
- 一度に一つのことしかしない
- 十まで数えろ
- 台風の目に入る練習をする
- 予定の変更にあわてない
- ほしいものよりもっているものを意識する
- 否定的な考えを素通りさせる
- 身近な人こそ教えてくれる
- 幸せはいまいる場所にある
- 日ごろの心がけがその人をつくる
- 心を静める
- ヨガを習う
- 小さな思いやりを頭の回線に組み入れる
- 親切のお返しは心のぬくもり
- 目先の問題は、またとない教師
- 知らないほうがいいこともある
- 自分のすべてをありのまま認める
- 気を抜くことも大切だ
- 人のせいにするのをやめる
- 早起き鳥になる
- 親切は小さなことに絞る
- 百年後は、すべて新しい人々
- 期待を捨てれば自由になる
- 植物をかわいがる
- 問題にたいする見方を変える
- 口論するときは、まず相手の意見を理解する
- 「人生の業績」について考え直す
- 自分の内なる声を聞く
- 人が投げたボールをすべてキャッチすることはない
- この一幕もまた過ぎていく
- 人生を愛で満たそう
- 思考のパワーを自覚する
- 「モア・イズ・ベター」という考え方を捨てる
- 「いちばん大切なことはなにか?」
- 直観を信じる
- 「あるがまま」に心を開く
- おせっかいをやくな
- 平凡のなかに非凡を見いだす
- 自分のための時間をつくる
- 今日が人生最後の日だと思って暮らそう
ポイント
著者のリチャード・カールソンは心理学者でストレスコンサルタントで、本書は、絵本やコミック版も出ている大ベストセラーです。くよくよすることから脱する方法が、100項目に記されています。
サブタイトルにもありますが、「しょせん、すべては小さなこと」ということがすべての項目に当てはまる本書のテーマです。
小さいことにくよくよするな!
そもそも人はなぜくよくよするのでしょうか。
その前提となる原因と対策についてまとめます。
なぜくよくよするか
人がくよくよするのは、自分の理想と現実が食い違ったときです。
自分の思うとおりにモノゴトが動かなかったとか、自分の力が発揮できなかったと感じるときなどです。
これは周りの発言やできごとに過剰な反応をしてしまうためです。心が過敏な状態であるため、小さな出来事でも大きく考えてしまいます。
くよくよから抜け出すには
まず適度なくよくよは、もっと強くなろうとか上手くやろうという自分を変えるためのエネルギーになります。
しかし過剰にくよくよする必要はありません。
この過剰なくよくよが現れてしまった状態から抜け出すには、自分を客観視すると良いでしょう。
第三者として自分を見つめることで、他人事のように冷静にモノゴトが見え、大小の見分けができるようになります。
幸せも成功も穏やかな人にやってくる
成功はあせらない人にやってくる
今成功を手にしているのなら、その成功は不安から生まれたものではなく、不安にもかかわらず、自分自身で掴むことができたものです。
成功するには不安が必ず伴うというわけではありません。
成功することに不安になってしまう必要もありません。
焦らずに穏やかな心で臨みましょう。
穏やかでいれば、愛情溢れる周りの助けや、幸運を得られることでしょう。
死んでも「やるべきこと」はなくならない
本書の中で何度か出てくる考えですが、やりたいこと、やるべきことをすべてやりとげることを人生の目的にすることはできません。やりかけの仕事は残ります。
やりとげることを人生の目的にするのではなく、やりとげる一歩ずつの過程を楽しみながら、愛情のある暮らしを送ることこそを目的にすると良いと言います。穏やかな気持ちでその過程を楽しむことこそが幸せな気持ちだと言えるでしょう。
まとめ
小さなことを気にしなくてすむなら
小さなことをくよくよ気にせずに生きられるなら、いっきにワクワクが溢れ出てくると思いませんか?
人と関わるネガティブなことや、自分を過剰に評価するようなことが何もなければ、どれだけ負担がないことでしょうか。
人に期待せず、人のせいにするのをやめて、自分はもっとできるとか、こうあるべきだという縛り付けることもしなければ、くよくよする要素はなくなっていくはずです。
すると途端にポジティブなことにしか目が向かなくなるでしょう。
自分のすべてをありのまま認めて、自分にできること、もしくはこれから自分ができるようになることに注力することができます。
いちばん大切なことに尽力できるようになります。
直観を信じて行動できるようになります。
人にも自分にも優しく、感謝をすることができるでしょう。
そしてその過程の中で、いつの間にか穏やかな心と幸せを得ていることに気付けることでしょう。
【内容情報】
全米500万部突破の大ベストセラー、待望の邦訳がついに刊行! アメリカではリビングに1冊、ベッドに1冊、トイレに1冊の必需品です。人間ふつうに暮らしていれば、誰でも悩むし、いらいらもします。本書は、そんな小さなことにとらわれないための実践的なヒントを100項目集めました。
*完璧な人なんてつまらない。
*死んでも「やるべきこと」はなくならない
*1年たてばすべて過去
*頭で悩みごとの雪だるまをつくらない
*むかつく相手を、幼児か百歳の老人だと想像する【著者情報】
小さいことにくよくよするな! 内容紹介より
リチャード・カールソン(リチャード・カールソン)
心理学者。ストレスコンサルタント。ユーモアにあふれ、率直でわかりやすく、しかも誰にでも実践できそうな「くよくよしない」ヒントを提唱。著作やテレビ出演、講演多数。北カリフォルニアに妻と二人の娘とともに住む。