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これからの時代の、幸せなパートナーシップの築き方

書籍「これからの時代の、幸せなパートナーシップの築き方」で学べる一番大事なことは、一言でいうと以下の1文です。

最高のパートナーシップを築く秘訣は、相手をよく理解し、愛に対する気恥ずかしさを乗り越え、努力し続けること

この時代ならではの最高のパートナーシップの秘訣

  1. 幸せなパートナーシップとは
  2. 愛を育むコミュニケーションの秘訣
  3. パートナーシップの未来・本質

ポイント

本書は現時点で、Amazonの電子書籍で【無料冊子版】として提供されており、本編は著者の公式サイトである「本田健書店」で会員になることで読むことができます。

パートナーシップというと通常、二人の人間関係や、ビジネスの協力関係を指します。
本書ではどこでも共通的に言えることとしつつも、カップルや夫婦関係のパートナーシップについてをメインで書かれています。

パートナーが現時点でいないという人は、まずパートナーを見つける必要があります。
しかしコロナ禍の今ではなかなかリアルで出会いの場へ行くことができません。

しかし結局は行動が必要です。ターゲットを見つけることも、ターゲットに気を惹かせるためにも面倒がらずに行動に移すことが大事です。どういう人が自分と合うか、そういう人はどのサイトを見て、どんな興味を持っているのかなど考えるとよいでしょう。

出会いのきっかけやあらゆる分野のオンラインサロンはかなり有効な手段です。
同じような趣味の人たちが集まりやすく、趣味が一致しているため、共感しやすく親しくなれる可能性が高くなるからです。
もちろんここからリアルに会うまでの障壁はありますが、オンラインの時点で魅力を存分に出すことができれば、リアルで会いたいと惹きつけることができます。
そのためにも、相手がどのような人で、興味を持ってもらうにはどう見せればよいか考え、面倒がらずに行動に移すことが大事です。

私も以前見た本で、書店でのナンパは成功率が高いと聞いたことがあります。
立ち読みしている本で趣味嗜好が分かりやすいからです。
例えば海外旅行に関する本を読んでいる相手に対して、その地域の詳しい知識を持っていたら、しめたものです。

以下では既にパートナーシップを気付いている人向けに、本書からわかる幸せなパートナーシップを築くための心得えなどを解説したいと思います。

幸せなパートナーシップ

パートナーシップが興味深いのは、一つの関係の中に、最高と最低の両方の体験があることです。
この人のためなら命を差し出しても惜しくないとお互いに思えるような愛で満たされた関係は最高ですが、他の人が好きになったり恨んだりして別れる最低のケースもあります。

幸せなパートナーシップとは

私たち人間は、どうしても愛に対して気恥ずかしさを持ってしまいます。
しかし本当はパートナーに対してもっと愛を表現したいと思い、相手からもっと愛されたいと思うものです。それを無理に押し殺していると、他のことでごまかしたり真の幸せからますます遠ざかってしまいます。
そんな愛に対する気恥ずかしさを乗り越えて、努力し続けた人こそが愛に満たされ、幸せなパートナーシップを築くことができます。

そのためにはきちんとコミュニケーションをとることが大事です。
結婚歴が長くても、突っ込んだ話をしたことがないカップルがいます。結婚してなんの努力もしないままでいるのは、停滞していてよくなることのない状態です。

相手が何を望み、何に喜ぶのか知るためにも、自分が何を望み、何に喜ぶのかを知らせるためにも、コミュニケーションは不可欠です。きちんとしたコミュニケーションを経て与えたものは、必ず返ってきます。
どんなにコミュニケーションに苦手意識があったとしても、そこは頑張りどころだと思って積極的に行ってみることが大事です。

愛を育むコミュニケーション

愛を育むコミュニケーションの秘訣
幸せは、自分が自分に与えるもの

劣等感や罪悪感があると、相手の言動に過剰反応するようになります。
例えば相手から「家事終わった?」と聞かれたときに、家事の遅い自分を否定されたと捉えてしまい、「何、文句あるの?」ときつく返す場合です。しかし本当は相手が、まだやることが残っているなら手伝おうと思っていただけという場合があります。このように自分の感じ方でミスコミュニケーションが起こる可能性があります。

これを改善するには、誤解のない表現をするために、言葉の使い方や話の聞き方、質問の投げかけ方、話の終わらせ方などのスキルを身につけることは有効です。しかし根本的には、自分の感情に責任を持つことです。自分の中から出てきた感情を相手のせいにせず、相手のどのような言動に対しても、最終的には自分の感情と向き合うことです。

理解されないのは、相手を理解していないから

パートナーに理解してほしいと願うのはごく自然なことです。しかし、理解してくれないと強く思っているときほど往々にして自分も相手のことを全然理解できていません。
そのまま「どうして分かってくれないんだ」と相手を責め立ててしまうと、愛を育むことはできません。
著者も多くのカップルのカウンセリングをしてきて、「自分はパートナーを全部理解している」と言う人のほとんどは、一方的な勘違いで実際のことは何も理解していなかったということです。

ここで重要なのは、「僕は、君がこう思っているんじゃないかと考えてるんだけど、合ってる?」と確認し合うことです。お互いの理解を深めることで、なんとも言えないつながりや安心感をも深められることでしょう。

パートナーに弱さを受け入れてもらおう

パートナーに限らず、友人や上司など人に物事を相談する場合、自分をカッコつけたり、自分の都合の悪いことは隠して良いところだけを話したところで、相手に深く理解してもらうことはできません。表面的な同情や、話した範囲の中だけのアドバイスを得るのがオチです。なぜなら隠した状態では、可愛げがなく、相手の気持ちを引きつけることができないからです。

パートナーと対立している場合でも、弱さをさらけ出せれば、今後の理解を深めることができ、よい関係につながります。カップルでよくある嫉妬や妬みなども同様です。下手の伝え方や無理矢理なんとかしようとするとかえって距離を開く原因にもなりますが、弱さをさらけ出せば、愛おしく感じる可能性もあります。逆に相手が弱さをさらけ出してきた場合を考えて、怒りがスッと消えたり愛おしく思えそうであれば、有効であることも分かると思います。

頼まれごとは、愛の器を広げるチャンス

忙しいときのパートナーからの頼まれごとに対して、「え?今?」と思うことはあると思います。
しかし、時間や気持ちに余裕がないときだからこそ愛の器の大きさを試すチャンスと言えます。
「もちろんOK」なのか「はぁ?なんで今言うわけ?」と怒るのか、「いいよ。ただ、ごめんね。今はどうしてもできないから後でいいかな?」と返すのか、それによって相手の気持ちも関係性も大きく変わります。

ここで重要なのは、相手が、自分の状況を分かっていて、それでも何とかして欲しいと思い切って言ったお願いの可能性があるということです。このように捉えることができれば、自分の抱く感情もかなり変わるのではないでしょうか。

不満は溜めないで小出しにする

一緒に暮らしたり、一緒にいる時間が長ければ、相手の気になるところもいろいろ出てくるものです。
一つ一つはちょっとしたことでも、「ちりも積もれば山となる」という言葉どおり、大きなストレスになり得ます。ちょっとうっかりの一つで、相手の不満の火種となって一気に噴き出してしまう場合もあります。
このとき、責めたほうは、「これまでずっと我慢していたから、これくらい言わせてよね」と思うでしょう。
しかし、責められたほうは、「そこまで怒る?」と感じ「この程度でそこまで言うならこっちも言わせてもうらう」と反撃体制に入ってしまい、大きなケンカにつながってしまいます。
普段からお互い不満は溜め込まずに、柔らかく言えるうちに小出しにできるとよいでしょう。

マイルールをごり押しせずに、自分たちのルールを一緒につくる

今いるパートナーは、最初からパートナーだったわけでは当然なく、パートナーになるまでの環境は異なるはずです。したがって、自分がもっている常識は、パートナーに通用するとは限りません。自分のマイルールから外れたことをパートナーがする場合もあるでしょう。そこには相手のマイルールがあります。そこで非常識だという伝え方をしてしまうと、相手を否定したり押し付けることになります。

パートナーとよい関係を築きたいのであれば、お互いにどんなルールを持っているか確かめて、伝え合うことが大切です。どちらかにマイルールを押し付けるのではなく、どうすれば二人がより幸せに生きられるかを考え、一緒に自分たちのルールをつくるとよいでしょう。

パートナーシップの未来・本質

愛で満たされた関係とは

最初に幸せなパートナーシップとは愛に満たされた関係といいましたが、愛で満たされた関係は人それぞれでしょう。万人に通用する正解・不正解はなく、パートナーと目指す形が合意できればよいだけです。

ただそこにはお互いがフェアな感覚を持てるようにするとよいでしょう。なんでも公平で平等にということではありません。男性の方が筋肉質だったり、女性しか出産できなかったりという違いはどうしてもあります。
それぞれが同じ共同体の中で、好きなことや得意なことで貢献する方が断然幸せな関係を築けます。

周りからみてアンバランスだとしても、二人が公平だと感じられていればそれでよいのです。
普段のコミュニケーションで、お互いにバランスの微調整や軌道修正をし、ベストな形、バランスポイントを探っていくとよいでしょう。

特にコロナ禍において、在宅ワークなどのテレワークが進み、巣ごもり状態でパートナーの関係悪化が話題になったりもします。それでなくても長年一緒にいてロマンスの時代が終わった夫婦には、マンネリが感じられることもあるでしょう。
そんな状態から抜け出すには、パートナーとの共通プロジェクトをスタートしたり、一緒に旅行へ行ったり、二人で美味しいものを食べにいくという体験と感情を共有することは効果的です。
子どもができパパとママになっても、夫婦二人の時間を定期的につくることは非常に重要です。

そして愛で満ちた幸せな人生を手に入れるもうひとつの秘訣は、自分を愛することです。
自分と自分自身との関係が、パートナーシップの本質となります。

パートナーシップをひとつの共同体と考えたら、自分が与え続けるような愛では偏りができてしまいます。
自分にとって相手が大切であるように、相手も自分を大切なはずであるとすれば、自分を大切にすることは、相手の願いを叶えることにもなります。

これからの時代は、新しいパートナーシップの形が出てくるかもしれません。
LGBTの人たちや、子どもを持ちたくない人などの関係性や、パートナーシップを組みつつも何組かのファミリーで共同生活するようなライフスタイルの変化があるかもしれません。

しかし本質は変わりません。どんな形であっても、弱みをさらけ出し、相手をよく理解すれば愛を満たすことができますし、努力をし続ければ、その愛はまだまだ育むことができます。


まとめ

人生には、パートナーを持たない選択肢もあります。
しかしお付き合いをしたり、結婚をしたりするのは、年頃だからとか、周りが結婚してるからとかもあるでしょうが、あまり頭で意識しないで本能なんだと思うのではないでしょうか。
そしてそれがなぜかというと、心の奥でひとりでいるよりも幸福そうだからと感じているからではないでしょうか。

愛をダイレクトに伝え、受け取るには、どうしてもパートナーの存在が大きいですし、よい状態でいれば明らかに幸福なことでしょう。自分の幸福度の上限値があがるということです。
これを努力もせずにサボってしまって、上限値を上げるチャンスを失ったり、メーターを最低値に下げてしまったりしてはもったいないことです。

一時的なケンカでメーターが下がることがあっても、上限値を一度上げた経験があれば、取り戻そうというモチベーションも残りますし、上限値をまだまだ上げることができるということが分かれば、これからの期待値は残ります。
このことに気付くことこそが、幸せで最高のパートナーシップのはじまりではないかと思います。

最高のパートナーシップを築く秘訣は、相手をよく理解し、愛に対する気恥ずかしさを乗り越え、努力し続けること

【内容情報】
パートナーシップが生まれる
コミュニケーションの秘訣とは?
「今日」には、これから起こることの萌芽がある。現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもパートナーシップには謎がいっぱいありますが、その答えは意外と簡単です。ただ単に、あなたにスキルがないからです。恋愛も仕事も同じで、コミュニケーションが苦手となると、最初の段階でつまずいてしまいます。一回はデートに誘ってもらえたとしても、次はもうないかもしれません。しかし、スキル不足は経験を積むことで、いくらでも補っていけます。本書では、これからの変化にあわせた本当のスキルを身につける秘訣をお伝えします。今回は恥をかいてもいいからと突き進んでみると、案外うまくいくかもしれません。

【著者情報】
本田 健(ほんだ・けん)
神戸生まれ。
経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイヤ生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタートする。
「お金と幸せ」「ライフワーク」「ワクワクする生き方」をテーマにした1000人規模の講演会、セミナーを全国で開催。そのユーモアあふれるセミナーには、世界中から受講生が駆けつけている。大人気のインターネットラジオ「本田健の人生相談~Dear Ken~」は4800万ダウンロードを記録。世界的なベストセラー作家とジョイントセミナーを企画、八ヶ岳で研修センターを運営するなど、自分がワクワクすることを常に追いかけている。
2014年からは、世界を舞台に講演、英語での本の執筆をスタートさせている。
著書は、『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)、『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)、『きっと、よくなる!』(サンマーク出版)、『大好きなことをやって生きよう!』(フォレスト出版)など200冊以上、累計発行部数は800万部を突破している。

これからの時代の、幸せなパートナーシップの築き方 内容紹介より

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