【究極の要約】「理想の人生をつくる習慣化大全」から分かる一番大事なこと
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理想の人生をつくる習慣化大全

書籍「理想の人生をつくる習慣化大全」で学べる一番大事なことは、一言でいうと以下の1文です。

幸福の9割を占める習慣は、昨日よりも今日少しずつでも自分史上最高を更新する気持ちで身につけられる

4つの習慣

  1. 行動の習慣
  2. 思考の習慣
  3. 感情の習慣
  4. 環境の習慣

ポイント

幸せの9割は習慣から生まれるということで、本書では、習慣化したい行動や思考を様々な科学的手法に基づいて解説してくれています。

理想の人生をつくる習慣化スイッチが65個紹介されていますので、
・すぐ飽きてしまう
・先延ばしにしてしまう
・本気になれない
・三日坊主で終わってしまう
・成長したいのに同じ毎日の繰り返し
・習慣化する仕組みが作れない
という人にとって科学的手法を提案してもらえるならありがたいのではないでしょうか。

豊かな人生をのための習慣について、主に大事なポイントを行動の習慣と思考の習慣からまとめます。

行動の習慣

「これならできる!」からはじめる

続けられない人は、例外なく完璧主義者だと言います。
やるならちゃんとやらないと意味がないとハードルを高めてしまいます。
しかし、その高めたハードルが今度はノルマになり障壁となります。

ベビーステップという方法で、これならできる・続けられると思えるくらい、初動のハードルを低く設定し、小さな行動からスタートして、「脳をだます」と良いということです。
ポイントは、「面倒」「恐い」「不安」などの感情が出てこなくなるまで徹底的にハードルを下げることです。そして、継続のためにはハードルを下げても良いから行動をゼロにしないということです。

そして、実行するは、いつ・どのタイミングが良いのかを考えて工夫すると良いでしょう。
無理やり今あるスケジュールに新しい習慣をねじ込もうとしてしまうと、「これならできる!」にはなりにくいでしょう。
スキマ時間や、通勤中や食事中、入浴中などの日常の中に含められないかをイメージすると、最適なタイミングを見つけられるかもしれません。

思考の習慣

他人ではなく昨日の自分を超える

比較対象は他人ではなく、過去の自分の自分にしましょう。
何か行動に移せば、昨日の自分より、行動した今日の自分の方が成長しているはずです。
過去の自分と比較すれば、1ミリでも成長して、自分史上最高を更新することができるのです。

ダメな時も自分を受け入れましょう。
続かない理由は、目標が高すぎるからかもしれません。
理想に及ばずとも、努力をしていることなのであれば、「今はこれでいい」と受け入れることも大切です。

そして自分にポジティブな言葉をかけてやる気の湧く口癖を使うと良いでしょう。
「高い」「低い」の様なイチかゼロかで結果に打ちひしがれることなく、「育てる」という結果に向けたプロセスの言葉を使うことで、成長の余地を生むこともできます。

まとめ

幸せの公式

以下の式は「幸せの公式」です。

H = S + C + V

H:Happiness(幸福)
S:Set point(既定値)
C:Condition of living(生活状態)
V:Voluntary activities(自発的活動)

つまり以下のとおりですね。

幸福 = 既定値 + 生活状態 + 自発的活動

既定値とは、ものの考え方や捉え方を意味します。時間が経ってもあまり変わらない生まれつきの要素だったりします。先天性的な部分や、家庭環境も大きく影響するようですが、思考習慣次第で規定値は自分で少しずつ変えることができるようです。
水が半分入ったコップを見て、「半分も」と感じるか「半分しか」と感じるか人それぞれ異なることでしょう。この既定値が幸福感に影響する度合いは、全体の40%にあたると言います。

生活状態とは、日々の出来事や人生における出来事などの事実や結果を意味します。但し、この出来事が幸福感に影響する度合いは、全体の10%にしか満たないと言います。例えば生活に大きく影響が出そうな例で言うと、宝くじで大金が当たった場合などが言えますが、それでも幸福感には10%しか影響しないということです。

自発的活動とは、自己コントロール・規律などを含んだ行動、自分で選択した活動もしくは自分で選んだ感覚を持った行動を意味します。他人や周囲に振り回されたり、快楽を求めるがあまり規律を守れないというような行動は、自発的活動とは言えません。この自発的活動が幸福感に影響する度合いは、全体の50%にあたると言います。

幸福 = 既定値 (40%) + 生活状態(10%) + 自発的活動(50%)

この既定値を支えるのが思考習慣、自発的活動を支えるのが行動習慣です。
幸福に9割が習慣であるという意味が分かると思います。

但し、何の策もなく新しい習慣を作ろうと精神論や根性論だけを持ってきても失敗します。
4つの習慣にも共通して言える習慣化のカギは「自分の乗せ方」です。
どれだけ自分が乗れる仕組みを作れるかがポイントです。
そして、やろうとしていることを十分に楽しむということです。

人は感情を持った生き物です。
好きなことは続くし、辛いことは続かないのが原則です。
快楽を求め、苦痛を避けて、やりたいことをやろうとし、なりたいようにしかなれません。
だからこそ、この感情を利用して、くすぐるられるほど、かきたてられるほどのテンションの上がる方法を考える価値があるでしょう。過去の成功体験をひっぱり出してイメージしてもよし、家族や仲間を巻き込んでもよし、記録をとってゲーム感覚にするもよし、様々な方法を考えてみてはどうでしょうか。

そして少しずつでも習慣化ができれば、主体的に生きていることを実感でき、幸福感を味わうことができることでしょう。

幸福の9割を占める習慣は、昨日よりも今日少しずつでも自分史上最高を更新する気持ちで身につけられる

【内容情報】
“続けられる”
“やめられる”
“先延ばししない”
“プラス思考になる”
“やりたいことが見つかる”
幸せの9割は習慣で決まる!
意思や根性に頼らずに習慣化できる方法を知って、理想の人生を手に入れませんか?
行動・思考・感情・環境の習慣化の方法65。
「この本にはいつも助けられ勇気をもらっています」(22歳女性)
「サラリーマン人生の過ごし方を大きく変えることになった本です」(49歳男性)
「気持ちが楽になりました」(43歳・男性)
「解決策も載っているので、すごく自分にあった本に出会えた」(25歳・女性)
「これから少し前向きになれそうな気がします」(30歳・女性)

【著者情報】
古川武士
習慣化コンサルティング株式会社、代表取締役。
関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。
5万人のビジネスパーソンの育成と1000名の個人コンサルティングの現場から「習慣化」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術を元に、個人向け「習慣化の学校(1年間)」、講座、企業への行動変容・習慣化の指導を行っている。
主な著書に、『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(以上、日本実業出版社)、『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』『力の抜きどころ』(ディスカヴァー)などがあり、 20冊80万部を超え、中国・韓国・台湾・ベトナム・タイでも広く翻訳されている。これまで出演したメディアは、NHK「ごごナマ」をはじめ、TV・ラジオ・新聞など150を超える。

理想の人生をつくる習慣化大全 内容紹介より

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